エコール・ド・パリ展 |
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4月から松岡美術館で開催されている「エコール・ド・パリ展」に行ってきました。小さいながらもいつも素晴らしい企画展が開催されるこの美術館は最近のお気に入りです。大きな美術館ほどの注目度はないですが今回も、エコール・ド・パリの代表的な画家たちの名品が2つの展示室に40数点展示されました。開催は5ヶ月間もあり、混雑することなくじっくり鑑賞できますので、オススメです。 |
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▲「若い女」 マリー・ローランサン |
ドンゲン | |||
「婚約者」と「エステル」 | 「マヨルカ島の女」 | ||
マルク・シャガール | |||
シャガールは7点出品されていましたが、一番気になったのが右側の「エステル」という作品。「エステル」は旧約聖書にある歴史物語『エステル記』の主人公であるユダヤ人女性のことで、ジョン・エヴァレット・ミレイ展で「エステル」という作品を見ていただけに、この作品にも興味持ちました。 |
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藤田 嗣治 | ||
「クレシー城の庭園」 | 「聖 誕」 | |
キスリング |
20世紀初めにエコール・ド・パリの画家として活躍した日本人画家として知られている藤田嗣治。晩年、フランス国籍を取得し、1959年にはカトリックの洗礼も受け、レオナール・フジタとなりました。この作品は1918年と30代初め頃の作品ですが、彼独特のタッチながら敬虔な雰囲気が漂い、興味深い一品でした。※ちょっとガラスが反射しちゃってます、、。 |
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ブラマンク | ||
「海」 | 「雪の中の森」 | 「スノンシュ森の落日」 |
▲今回私が一番心打たれたのは、ブラマンク。荒々しい筆致から自然の持つ迫力がダイレクトに伝わってきて、目が釘付けになりました。 |
ビュッフェ | ユトリロ | ||
「海水浴場 ドーヴィル」 | 「モンマルトルのキュスティーヌ通り」 | ||