モント湖畔の街モントゼーの教区教会。映画「サウンド・オブ・ミュージック」で、トラップ大佐とマリアが結婚式をあげるシーンに使われたことで有名な教会です。映画ではノンベルク修道院で式を挙げていることになっていますが、ノンベルクでは外側の建物しか撮影の許可がおりなかったため、内部の映像はモントゼーのこの教会が使われたそうです。
この教会が最初に建てられたのは11〜12C初めといわれていますが、15世紀にゴシック様式に建て替えられ、さらに17世紀に火事で焼け落ちて再建されたという歴史をもっています。そのため、ゴシック様式のつくりにバロック様式の内装や彫刻が混在したつくりになっています。教会内部は大
変広く、13もの祭壇が並んでいるのが特
徴で、豪華な装飾がなされています。