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| 街の中心であるマルクト広場(↓)の近くにはカトリックの教会があり、墓地には「バインハウス」と呼ばれる納骨堂がある。 |
| ザルツカンマーグートの中でも、特に神秘的で真珠のように美しい湖岸の街・ハルシュタットー。ザルツブルクから鉄道で行くと、約1時間半の山間の街。ハルシュタットの街へは、対岸のハルシュタット駅から湖を船で渡ります。 美しい景観とともにハルシュタットを有名にしているのは、ここでケルト人の遺跡が見つかったから。1846年に、紀元前8世紀〜4世紀ごろのケルト人の古代墓地が見つかり、この地域に高度な初期の鉄器文化が存在していたことが明らかになりました。この時代の第一次ケルト文明をハルシュタット文明と言われています。ケルト人はこの頃から塩の採掘を行なっており、その取引きによって得た財力で、ヨーロッパ西部まで鉄器文明を広げました。ケルト文明が終了した後も、この地域では塩の発掘は続けられ、現在も塩坑の操業は続いています。 ハルシュタットのこれらの歴史は、「ハルシュタット文化遺産博物館」に詳しく展示されています。また、ハルシュタット塩坑には街のはずれからケーブルカーが出ており、専用の保護服に着がえてミニトロッコで見学でき、ハルシュッット観光の人気スポットとなっています。 |
| ↑バード・イシュルの全景と見所のつまった絵はがき。左上がカイザーテルメ、中央のイエローの建物はカイザー・ヴィラ、そして右側の写真の川岸に建つのがレハール・記念館。 下の写真はフランツ・ヨーゼフ帝と皇妃エリザベート |
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イシュル湖とトラウン川に挟まれたエリアに広がる街で、塩分を含んだ鉱泉を利用したオーストリア最古の温泉避暑地。昔から、王家や多くの貴族、芸術家に愛されたバード・イシュルがを一躍有名になったのは、この地での湯治が功を奏してハプスブルク家の大公妃ゾフィーが子宝に恵まれてから。その時授かった男の子が、後の皇帝フランツ・ヨーゼフ。そのため、幼い頃の皇帝は「ザルツのプリンツ(塩の王子)」と呼ばれたとか。 |
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| ↑バード・イシュル駅の近くにある「カイザー・テルメ」。なかなか立派な温泉施設。 |
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| ↑皇室ご用達の老舗「カフェ・ツァウナー」は雰囲気も気品がある。カイザー・トルテが有名。 |





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ヴォルフガング湖の北にあるモント湖の西岸に佇む街。モント湖は、月の形をしているので「月の湖」と呼ばれており、山と湖の織り成すコントラストはため息が出そうな美しさ。静かな中にも凛とした自然美を堪能できます。また、湖岸にはヨットが漂い、のんびりしたリゾート気分も味わえます。 |

ヴォルフガング湖の北岸に位置し、西岸のザンクト・ギルゲンと共に風光明媚なザルツカンマーグートの観光拠点となっている街。多くの人が訪れ、お洒落なホテルやレストランなどが軒を並べています。 この街の歴史は、976年に聖ヴォルフガングが神のお告げにより教会を立てたことに始まります。それ以後、多くの人々がこのザンクト・ヴォルフガング巡礼教会を訪れ、巡礼の街として発展しました。また、この教会近く、湖畔に佇む「ホテル白馬亭」は、ラルフ・ベナッキー作曲のオペレッタ『白馬亭にて』の舞台として知られています。 1893年にはシャーフベルク登山鉄道が開通し、ザルツカンマーグートの雄大な自然をダイナミックに味わうことのできるスポットとして人気を集めています。 |


ヴォルフガング湖の西岸に美しい佇まいをみせる小さな街。モーツアルトの母アンナ・マリアが生まれ、姉のナンネルが結婚生活を送った街として知られています。町にはモーツアルトゆかりのものが点在しています。
観光の拠点となっているのは、モーツアルト広場。広場に面して町役場があり、小さなモーツアルト像が立っています。この広場からヴォルフガング湖に向かう通りレストランやカフェなどが並んでいます。湖岸からはザンクト・ヴォルフガング方面への遊覧船が出ており、乗り場付近はにぎやか。
また、ポストバスの停留所近くから、ツヴェルファーホルン(標高1522m)へのゴンドラが出ており、頂上からは美しい景色を眺めることができます。頂上駅から1時間半ぐらいで回れる周遊道もあり、山道を歩きながら美しい景色を堪能できます。
| ザンクト・ギルゲン ザンクト・ヴォルフガング モントゼー バード・イシュル ハルシュタット |
| ザルツカンマーグートへの交通機関は、ザルツブルク駅から1時間ごとに出ているバード・イシュル行きのバスが便利。フシュル湖、ザンクト・ギルゲンを経由し、1時間半ほどでバード・イシュルに到着する。また、モント湖へ向かう便やザンクト・ヴォルフガングが終点になるバスなどもある。ヴォルフガング湖岸の街の交通は、遊覧船も便利。 |
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ザルツブルクの東から東南に広がるアルプス山地の湖水地帯で、アルプスの氷河によって造られた76もの氷河湖が点在する風光明媚な地域です。
ザルツカンマーグートとは、「塩 (ザルツ)」の「御料地(カンマーグート)」という意味。この地域は古くから塩の採掘が盛んな地域でしたが、13世紀にハプスブルク家の塩の御料地となったことからこう呼ばれるようになりました。塩は古くから重要な生活物資で、あるときは貨幣以上の価値を持つほどの高価なものでした。ザルツカンマーグートのから摂れる塩の交易によって、ザルツブルクやミュンヘンにも繁栄をもたらしました。ザルツカンマーグートとハルシュタットの文化的景観は、「塩と共に発展を遂げた町・ザルツブルクの東南に広がる山岳・湖水地帯の真珠」として、1997年に世界遺産に登録されています。
また、平均標高が600mと高地であることや温泉もあることから、王侯貴族に避暑地・保養地として人気が高く、昔から温泉保養地として有名だったバード・イシュルには皇帝フランツ・ヨーゼフの夏の別荘カイザー・ヴィラも建てられました。
ザルツカンマーグートには、少しずつ魅力の異なる魅力にあふれた小さな街が点在しています。山と湖と街の織り成すコントラストが世界でも有数の美しさを誇るザルツカンマーグートは、現在も世界中からたくさんの人が訪れる景勝地となっています。


