フラウエン教会 (聖母教会) 
  Frauen Kirche
教会内部
ルートヴィッヒ4世の墓碑
▲ヴィッテルスバッハ家出身の神聖ローマ皇帝「 ルートヴィッヒ4世」の墓碑
悪魔の足跡 「悪魔の足跡」
教会に入ってこの位置に立つと22本の白い柱が壁のようになって窓が見えない
どらまちっく・ひすとりー

フラウエン教会全景

 個性的な2本の塔を持つ後期ゴシック様式のミュンヘンのシンボル的な教会。 聖母教会のあるフラウエン広場は、マリエン広場から歩いて10分ほどの距離で、ミュンヘンの中心部にあります。それまでマリア礼拝堂があった場所に、1468年に建設が始まり、約20年かかって完成しました。そして、この教会の塔にルネサンス様式の円蓋が加えられたのは、完成から37年後のことでした。その後、1821年からは南バイエルン教会圏の首教会となっています。
 教会内部は三身廊からなり、22本の白い八角柱が2列に並んでおり、入り口からはそれが白い壁のように見え、側廊と窓は見えない構造になっています。この独特の構造からか、この教会には「悪魔の足跡」の伝説があり、入り口近くに足跡のついている石があります。
 内陣には礼拝堂が並び、バイエルンにかかわりの深い人々が祀られています。ビッテルスバッハ家の地下霊廟もあります。そのほかにも見どころは多く、ステンドグラス「受難のキリスト」や、かつての大祭壇画「マリアの昇天」、などが展示されています。
 玉ねぎ型の円蓋を持つ2本の塔は、北塔が約99mで、南塔が約100m。南塔にはエレベータで登ることができ、素晴らしいミュンヘンの街を一望できます。
 

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