テアティナー教会 
Theatiner kirche

 レジデンツの裏手、将軍堂の西側にあるバロック中期のバシリカ様式の教会。鮮やかなイエローの外観が印象的で、教会の多いミュンヘンでも有数の美しい教会の一つです。
 長い間 跡取りに恵まれなかった選挙侯フェルディナンド・マリアとその后は、待望の王子マックス・エマヌエルが誕生したことに感謝して、この教会を建設してテアティナー修道会に寄進することにしました。十字形の平面建物に、71mの高さを誇る壮麗な円蓋や塔を加えた教会の基本設計はイタリア人建築家のアゴスチノ・バレッリによるもので、1663年に着工し、6年後に完成しました。続いて1770年ごろには、後期ロココ様式の正面ファッサーデも仕上げられました。
 地下墓所には選挙侯の墓所があり、王マックス2世とその王妃の大きな石棺も安置されています。

ティアテナー教会遠景
主祭壇
↑内装は水漆喰で塗られ、化粧漆喰細工が美しくほどこされている。
テアティナー教会内部
どらまちっく・ひすとりー
テアティナー教会正面
▲正面ファッサーデには、聖フェルディナンド、聖アーデルハイド、聖マキシミリアン、聖カイエタンの大理石の彫刻が飾られている。左手に見えているのは将軍堂。ルートヴィッヒ通りは、将軍堂に突き当たると、ティアティナー通りとレジデンツ通りに枝分かれしている。