1540年のイエズス会設立後、ヴィルヘルム5世が反宗教改革の一環として建立させたイエズス会の教会。当時、アルプス以北では最も壮大なルネサンス様式の教会で、その膨大な建築費用によって国立銀行が破綻しそうになったそうです。 この教会は大天使ミヒャエルを讃えた教会で、内陣の大祭壇には、「悪魔と戦う聖ミヒャエル」の祭壇画が飾られ、大理石の入り口の間には「この世の悪と戦う大天使ミヒャエル」のブロンズ像があります。 また、内陣の下には、ヴィルヘルム5世や選挙侯マクシミリアンやルートヴィッヒ2世などのビッテルスバッハ家の君主30人を葬る墓所となっています。