フランツィスカナー教会 Franziskanerkirche |
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↑↓華やかな主祭壇は、1709年にロックの巨匠フィッシャー・フォン・エアラッハによって設計されたもので、中央のブドウを手にしたマリア像は15世紀末のゴシック様式で、ミヒャエル・パッハーの作。元々は祭壇自体もパッハーのものだったとか。 ※祭壇部分クリックで拡大写真 |
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ザルツブルクでも古い歴史をもつ教会で、ドーム広場近くにあり、ザンクト・ペーター教会やコレギレン教会なども近く、ザルツブルクでも歴史ある場所にあります。
1167年の大火で失われた聖マリア修道院に代わるものとして1223年に建てられ、後期ロマネスク様式の教会でしたが、後の改修によりゴシック様式やバロック様式などの入り混じった興味深い作りになっています。15世紀末には塔も付け加えられ、教会の建設には300年近い年月を要しています。
この教会の見どころは、バロックの巨匠エアラッハの設計した主祭壇で、見ごたえ十分です。また、後期ゴシック様式の内陣の5本の柱でできた星型天井も印象的です。
この教会が「フランツィスカナー教会」と呼ばれるようになったのは、後にフランシスコ派の教団に教会の運営が委ねられたことからで、教会の隣にはフランシスコ派の修道院が隣接しています。1635年からはザルツブルクの教区教会になっています。