大聖堂
▲大聖堂前の広場には聖母マリア像が立つ。

★中央ドーム →
フレスコ画とスタッコの施された8角形の中央ドームは、一度火災で焼け落ちた後、第2次世界大戦でも被害を受けた。戦後、昔のままの姿で再現された。
中央ドーム
大聖堂 (Dom)
大聖堂内部 ★中央祭壇 ←

祭壇のテーマは、「キリストの昇天」で、1628年にアルセオ・マスカーニによって製作された。ドーム内のフレスコ画やスタッコはすべてマスカーニの作。
 教会内には5つのパイプオルガンがあり、モーツアルトはいつも祭壇の右側の柱の上にあるパイプオルガンで演奏をしていたという。
★ドーム博物館

2階には博物館があり、「芸術と驚異の部屋」と名づけられている。宗教画などの芸術作品を中心に、歴代の大司教の集めた様々なコレクションが展示されている。

 最初の大聖堂は767年に現在の場所に建設され、聖者ルーペルトの骨が祭壇に納められました。聖堂は何度も火災で焼け落ち、再建の度に拡張されました。
 現在の建物は、17世紀初めに「北のローマ」を目指して建設されたローマ風のバロック様式の壮大な大聖堂。 ミラベル宮殿をつくらせた大司教ディートリヒが建築を命じ、14年後の1628年に完成しました。正面をドーム広場に、北側側面をレジデンツ広場に向け、建築当時の大司教の権力を物語るように堂々とした大きさを誇っています。
 第二次世界大戦でアメリカの空襲を受け被害を受けましたが、1959年に修復されています。


 
どらまちっく・ひすとりー