レジデンツをバックに噴水
レジデンツ広場噴水 ←↑レジデンツ前
の広場と噴水。
「騎士の間」
The Knight's Hall

若き日のモーツァルトも演奏したこの広間では、現在もしばしば演奏会が実施されている。アレキサンダー大王を題材にしたロットマイヤーの天井画は勇ましい。この広間からは、レジデンツ広場がきれいに見渡せます。
ギャラリー
The Picture Gallery


大司教のプライベートなコレクションを展示する部屋。これら歴代大司教が収集したものがレジデンツギャラリーの展示の元になっている。素晴らしい天井画は、ロットマイヤー作 「芸術と科学の寓意」
レジデンツと隣のフランツィスカナー教会を結んでいる通路。 大司教の寝室の隣にある小さな礼拝室の祭壇画。
「会議の間」
The Conference Hall


6歳のモーツァルトが初めて大司教の前で演奏したことで有名な部屋。ここで絶賛されたことが、ウィーンでマリア・テレジアの御前で演奏するきっかけになったという。
「控えの間」
The Antecamera


謁見の前に待機する部屋。壁にかかった見事なタペストリーは、17世紀後半のフランドルのもの。この部屋にもアルトモンテ作のアレキサンダー大王をテーマにした天井画がある。
「謁見の間」
The Audience Room


公式な謁見の行なわれた部屋で、装飾の豪華な部屋。見どころは、壁にかかっているタペストリーとルイ16世様式のソファと椅子のセット。当時有名だったパリのアンリ・シャコブの作で、完全に残っている唯一のセットだとか。
「玉座の間」
The Throne Room



豪華な天蓋の下には神聖ローマ皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画がある
★レジデンツ ギャラリー★
レジデンツギャラリー

17世紀ごろから歴代の大司教が収集した絵画などのコレクションで、レジデンツの3階にあり、1923年より美術館として公開が開始されました。規模は小さいながら、レンブラントやルーベンスの代表作も展示されています。

←ルーベンスの「サチュロスと果物を持った少女」

→ルーベンスが1604年に描いた「世界の覇者 皇帝カール5世
                                                   

 ミラベル宮殿などの建築を指示した大司教ディートリヒによって、1595年に着工され、歴代の大司教が居住しました。
 何度か拡張され、レジデンツには180もの部屋があります。少年モーツァルトが6歳の頃に初めて大司教の前で演奏したことで有名な「会議の間」のほか、タペストリーの見事な「謁見の間」など主な部屋をオーディオガイドを聞きながら見学できます。落ち着いた趣の中にもそれぞれ華やかな装飾品が展示されています。
 また、レジデンツギャラリーの展示室として使用されているほか、ザルツブルク大学の法学部として利用されています。

 
レジデンツ