装飾豊かな教会の墓
教会墓地 カタコンベ
屋外にある教会墓地には、モーツァルトの姉ナンネルのお墓もある。岩の絶壁には、カタコンベ(地下納骨堂)がある。
主祭壇
↑主祭壇
教会内部側面
天井装飾とパイプオルガン
↑細長い身廊の天井と側面には18世紀のバロック・ロココ調の絵画が並んでいる。スタッコ(化粧漆喰)の装飾も見事。
ザンクトペーター教会内部
教会内部の扉
↑入り口と身廊を隔てている鋳鉄の扉はきらびやか。
どらまちっく・ひすとりー
ザンクトペーター教会
  St.Petersstiftskirche

 街の守護聖人である聖ルーペルトスが696年に建設した修道院の跡地に、12世紀に建設されたロマネスクの教会が基礎になっており、ザルツブルクの発祥の地ともいえる場所に立っています。
 内部は18世紀にロココ様式に改修されており、祭壇や天井・壁面などは華麗な装飾が施されています。 「聖ペテロの生涯」「十字架を背負うイエス」など、キリストに関する多くの絵画が飾られていて、華やかな中にも厳かな雰囲気です。
 この教会では、たびたび若き日のモーツァルトが演奏をしました。1783年には、宮廷楽団全員の参加により自作のミサ曲の指揮をしたことも姉ナンネルの日記に記されています。
 また、教会に隣接しているレストラン
シュティフツケラー・ザンクト・ペータ
は、岩肌を利用したケラーで、修
道院が運営しています。