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ペギン会院  Begijnhof
ペギン会修道院  
 ブルージュ旧市街の南にある静かな佇まいの修道院。ベギン会は、従来の修道院とはシステムの異なったフランドル地方独特の組織で、十字軍の遠征で夫や息子たちが出征してしまった後、残された婦人たちが集まって共同生活をする場として創立されたのが始まりです。1245年にはフランドル伯領の直轄となり、市の権限の及ばない独立した自治体となりました。

 ブルージュのベギン会は、15世紀からベネディクト会の修道院として引き継がれ、シスターたちが信仰と祈りの生活を送る場として今に至っています。現在の建物は17世紀以降のもので、一部は一般公開されてます。
 1998年にブルージュをはじめとするフランドルの13のベギン会の修道院は、ユネスコの世界遺産に登録されました。

 ペギン会院から「愛の湖」に続くエリアは緑に囲まれ、その中世から時を止めたような静穏なたたずまいは、ブルージュの人気スポットの一つとなっています。
修道院の佇まい
ペギン会院入り口
  
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