10世紀から14世紀に建てられたブルージュを代表する教会。グルートフルーズ博物館に隣接し、メムリンク美術館にも近い。また、レンガ造りの塔は、ブルージュのシンボルの一つとなっています。 この教会の見どころは、南の翼廊に安置されているミケランジェロの彫刻「聖母子像」。イタリア以外の地でミケランジェロの作品を見ることは珍しく、昔、この街の豪商が金貨百枚で購入したものだそうです。 また、教会の内陣の霊廟には、ブルゴーニュ公シャルル突進公の棺と一人娘のマリー・ド・ブルゴーニュの棺が並んで安置されています。美女として名高い「ブルゴーニュのマリー」はフランドル史では忘れてはならない女性であり、今も人々に深く愛されています。